散り逝く時の中で再び会えたなら 貴方の腕の中でもう一度眠りたい 枯れ葉の揺らめく小径を踏み行く 幼い心は鎖されて 悴む諸手を結わえた魔性は この世の運命と嘲る 散り逝く時の中で再び会えたなら 貴方の腕の中でもう一度眠りたい 華やぐ衣はこの身を締め付け 吹き込む視線に怯えては 生まれた事さえ激しく憎んだ 微笑む貴方に出会うまで 散り逝く時の中で再び会えたなら 貴方の腕の中でもう一度眠りたい 一時の夢幻と知りつつも惹かれたの その手にその瞳に その暖かな言の葉に 季節が過ぎ去り景色は変われど 私の想いは心は 散り逝く時の中で再び会えたなら 貴方の腕の中でもう一度眠りたい 廻り廻る命ならば小高い丘の上 綺麗な華を讃え貴方を包みたい