雫滴(したた)る 硝子の向こうは 嗚呼 遥か遠く 瞳に映らない 嗚呼 震えている 記憶にもたれて 声は唯届かずに その手を擦り抜けて行く 涙はまだ零(こぼ)れずに あなたを想うだけ 翳(かす)む夕日に 壊れたあの日の欠片 声は唯届かずに その手を擦り抜けて行く 涙はまだ零(こぼ)れずに あなたを捜してる 嗚呼 遥か遠く 私の心が 嗚呼 震えている 心が哭(な)いている 声は唯届かずに その手を擦り抜けて行く 涙はまだ零(こぼ)れずに あなたを捜してる 声は唯届かずに・・・ 涙はまだ零(こぼ)れずに・・