足るを知らない欲望 誰かのものが眩しく見えて 底が見えない渇望 持ってるものがちゃちに思えて 手に入ればそれまで その輝きは何処かに失せて また違う何かを探し求めあちこち 彷徨ってる 終わらない 止まらない葛藤 埋まらない 虚ろな穴を 吹き抜ける心寒い風が沁みて 仕方ないんだ 何が欲しいか解らない だけど何処か満たされない 真夜中に疼く獣 獲物を探しては涎を垂らす ガラクタの山に埋もれて 大事なもの見つからない ありもしない理想に今日も血眼で 滑稽 うしろの正面だあれ? 衝動だけで行動 開き直って綺麗事にして 矛盾だらけの口上 臭いものには蓋してさよなら 傷つく事が嫌なのに 傷つける事また繰り返す もはやこれはLike a 不治の病 なけなしの正義はどこですか? 持て余す 胸に鳴る不協和音 掻きむしる 爛れてる傷に 降り頻る冷たい雨が沁みて 仕方ないんだ 何が惜しいか解らない だけど手放したくはない わがままな感情の獣 あれもこれもどれもそれも誰も ガラクタの中に埋もれた 本当に大事なものに 気付く事もなく今日も ひたすらに徘徊する ジャイアニズムの極み 何が欲しいか解らない だけどいつも満たされない 虫が良いと言われたって どうしても収まらない 止められない ガラクタにいずれ指差され 腹抱え笑われるだろう 焦り狂い掘り起こしてる血眼で 滑稽なその姿も 何もかもずっと側で見ている うしろの正面だあれ?