ベランダから手を振る君が たまらなく愛おしかった 小走りで抜ける 駅からのアーケード 1秒でも早く ドアを閉めて絡まる様に 抱きしめ合った 何度も 重ねた身体 溶け合いながら 狭いベッドで夜を泳ぎ切った マルボロメンソール どこかくたびれた瞳 あの時君は何を見つめていた 僕は後姿ただ見つめたままで 消えゆく体温を噛み締める 手の届かない場所にしまって 思い出す事もなかった だけど何故だろう 少し寂しげな笑顔が今浮かぶよ マルボロメンソール ベランダにもたれて あの時君は何を想っていた ふたりでいてもひとり それが苦しかった あの時向き合えていたなら マルボロメンソール 煙が消える様に エンドロールなどなかった僕ら 幼過ぎたからと割り 切ってしまうには とても大事な恋をしていた 記憶の中 燻る Cigarette
