圧倒的に優れてる朝。 圧倒的に憂鬱で曇り空。 まだ暗い中、 また暗い中走らせる、車。 ねぇ、僕がしんだらさ。 ねぇ、もう今しんだらさ。 当たり前だけど君は 泣いてくれるよね。 ねぇ、僕がしんだらさ。 ねぇ、もう今しんだらさ。 当たり前だけど世界は終わるよね。 圧倒的に冴え渡る朝。 歩く度に軋む地面と白い息。 もう暗い中、 零度夜の中走らせる、車。 ねぇ、僕がしんだらさ。 ねぇ、もう今しんだらさ。 当たり前だけど君は 泣いてくれるよね。 ねぇ、僕がしんだらさ。 ねぇ、もう今しんでもさ。 当たり前だけど世界は続くから。 ビルの屋上、学校、 浮かぶ有象無象。 僕は、ひとりぼっちで立ってた。 その、続きを決めかねていた。 ビルの屋上、学校、 浮かぶ諸行無常。 僕は、ひとりぼっちで立ってた。 君も、ひとりぼっちで立っていた。 だから、しなないでいて。