正しいことさえ 君の耳元に届かなくて 手に残った 哀婉の粒は 容を保てずに 不可逆ないくつもの傷跡に 涙が沁みて痛くて 僕たちは互いを避けあってるのに 何もかも 知りたいのはなぜなんだろう それぞれの出会いと別れを 看過して許容した ほんの一瞬だって 遠い永遠だって 目に焼き付く日々は どれも愛おしいんだ 正しいことだけ 詰め込んだiが解らなくて 焦点の合わない ファインダー越しの世界 何を映し出すの? いつか頬の熱が冷めた時は 何一つ容赦しないで 僕たちは等しいと思ってたのに 僕だけが 欲しがるのはなぜなんだろう それぞれの出会いと別れを 甘受せず絞めつけた ほんの1mmだって 既に十分で 近づいていくほどに 離れてしまうんだ 痛みだけが募ってく 幸せが何か 分からなくて 「大好きな君と居れる」 自分にそう言い聞かせた 離れられるなら それぞれの出会いと別れを 甘受して許容した ほんの一瞬だって 遠い永遠だって 目に焼き付く日々は どれも愛おしいんだ