ふわふわ ゆらゆら ゆられて いたいよ ふらふら くらくら あたまが いたいよ どこまでも続いていくような 防波堤に二人で待ち合わせた 白いシャツの裾が風に吹かれて 僕はなんだかいけない気分だ どこにもいけない自分だけを 僕はどこまで連れていくの 君がすこしでも僕の手を 握ってくれたらそれでいいよ ふわふわ ゆらゆら ゆられて いたいよ ふらふら くらくら あたまが いたいよ まなつのくらげを にぎりつぶすような まぶしいこえ 君のことが嫌いになりそう。 頭上を掠めた飛行機 どこか遠くの国に行くまで ぼくらペットボトルの 水を分け合っている