あなたの名前を呼ぶ時みたいに 「ありがとう」の言葉が言えたら こころのカタチも手と手を繋げる 僕らは独りじゃないから きっとあなたは心と体の 歩幅を合わせるのが上手だから 笑って泣いてを出来るのだろう 憧れた理由 両手で抱きしめたあの温かさを 「しあわせ」と呼ぶことにしよう ふたりの秘密にしよう あなたに泣き顔なんて 似合わないから つらいこと 全部 僕に話してよ この世界の誰もが一人だけど あなたは 独りじゃないよ 並んで歩く街灯の影が いつしか二人と呼ばれていたね 同じ傘の下で 雨を分け合ってさ 一緒に風邪をひこうよ あなたさえいれば 他に何もいらないよ 「ありがとう」の言葉で涙を知ったよ 「ごめんね」の言葉で痛みを知ったよ でもどうかずっとこの先も 「さよなら」の言葉だけは 知らない二人でいよう あなたの名前を呼ぶ時みたいに 「ありがとう」の言葉が言えたら こころのささくれも素直に愛せる このまま二人で 明日が来るたび待ち合わせをしよう 何度も同じ景色越し横顔 こころの鼓動が止まるその日まで あなたは 独りじゃないから
