神様仏様 どこかで見ているのなら お願いひとつだけ 明日を追いやって 涙も枯れ果てて 乾き切ったままの心と 滲みる口の中に 広がる絶望 何がそんなに面白いのか こだまする嫌な笑い声 20 どうか名前を呼んで 逃げ場などどこにもない 20 引き寄せられていた 帰り道 used guitar 20 嘲る三日月目 それはまぁ大層な言い伝え お願いひとつだけ もうほっといてくれ 角を削るのに慣れた心じゃ 人の痛みなどわからないでしょう 20 海原に浮かんだ 頼りない筏ひとつ 20 きっとそれは救いだ 凪いだままで風を待つ 胸の痛みなら知ってる セメントはそのまま固まってる 頬をつたってこぼれた涙が 巡り巡って乾き癒す雫に 20 気がつけば白んで 遮るもの何もない 20 凸凹なリズムで 歪なまま輝いて 20 海原に浮かんだ 頼りない筏ひとつ 20 きっとそれは救いだ 踊るように波が立つ どこへだって行けるはず 掻き鳴らすused guitar 20