こっちじゃないよ 行きたいほうは 気づけば違うレールの上にいたんだ ついさっきまで 並んでたはずの仲間さえ 遠くで眩しく笑う ああ 平凡な幸せがほしいだけ ただ ただ そして いつの間にか忘れてしまっていた くやしいっていうこと さみしいっていうこと もう言っちゃいけないものだと 誰もいない場所で 今日は泣いていいかな 大丈夫よって 手を引かれていた あの頃思い出して わかってるんだ 全部自分が 選んだ先に 今があるってことも 十分すぎる幸せなこと 数えてはそれを認めて来れた けど あの頃の自分がまぶしくて まだ まだ そしていつの間にか 遠くはぐれたままで 帰りたいって場所も 戻りたいってことも もう言っちゃいけないものだと 誰にもなれなくて 消えてしまいそうだよ 当たり前のように 信じてた未来 何度も抱きしめた トンネルの向こうで 僕が呼びかけていた くやしいっていうこと さみしいっていうこと 手放しちゃいけないものだと 誰もいない場所で 今日は泣いていいかな 迷いなく僕を 信じてた頃を 何度も思い出して これからも続く 未来へのレール もう一度ひき直して