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栞 (2022 Remastered)

Track bySpamcall

277
1
  • 2022.03.17
  • 4:14
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歌詞

"栞” 物語はここまでねと 栞を挟まれたような はじまったこの新しい話 想いすら語れないままに Ah フラッシュバックしてゆく あの日々がまだ 一つのロマンスにただできずに 真っ白に進んでゆく ふいに手に取った小説の 悲しい孤独なプロローグ 同じ物を持ってたあなたと 読み始めていく物語 景色は白から薄桃色へと 微かに見えてる緑の子 どんな絶景も背景にして どんな四季色も着こなした 気品が擬人化した様な君が 透き通るたびに危うく見えて 遠くを見つめる瞳を盗んで 消えないようにフィルム残した 溢れる想いに襲われて 溢れないように誤魔化した 切ない表情見せる君は 僕の心まで読めたのか 一章一節まためくる日々 劇的な展開などなくていい 雨上がりの虹夜の流れ星 君がいればそれくらいでいい 桜の舞い散る並木路 君の後ろを歩いた帰り道 無邪気な笑顔が眩しくて 先行く君へと手を伸ばす ふい手に取った小説は 幸溢れていたエピローグ 続きのページはあなたとずっと 読み進めていく物語 この話はここまでねと 栞を挟まれたような 始まったこの新しい話 想いすら語れないままに Ah フラッシュバックしてゆく あの時がただ 二つの想いが交わることなく 真っ白に進んでゆく お揃いの物はそのままで 写真の中にも君は居て ゆっくり流れる時間の中で 昨日の様に思い出す 天気のいい日は決まって2人で こうして隣で本を読み 内容共有共感し合って 一緒に泣いたり笑ってた パラパラ漫画のよう 長く儚く短く意味ある日々を 残りのページがある内に 感じた頃には白紙になる 君が居て僕がいる 僕が居て君がいた 独りで迎える2度目の春 桜は虚しく咲き誇る 声 温もり 仕草 香り の順で霞んでゆく記憶 荒れた部屋整理していても 気持ちの整理はつかぬまま 頼りの時間はひたすら長く 何にも解決してくれない 三度ある朝陽に誘われ 何かを想って窓を開ける 風が伝える春の匂いと 同時に感じる初恋の人 物語はここまでねと 栞を挟まれたような はじまったこの新しい話 想いすら語れないままに Ah フラッシュバックしてゆく あの日々がまだ 一つのロマンスにただできずに 真っ白に進んでゆく 時代に隠れて 次第に忘れて しまわぬようにきっと 栞をはさむんだ 次の栞まで 綺麗な色のある日々を それまできっともっと 素敵な物語だと

このアルバムの収録曲

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