幼すぎた僕らは 目を閉ざすばかりで 無知ゆえの残酷さ 振りかざしていた 壊れたらまた直せばいい と開き直り身勝手なこの安息の 世界に居座り続けたんだ 「もしも願い一つ叶うなら…」 果てなく 深く やり場のない後悔が 苦しいよ 誰か僕を殺して 雨音は途切れ 風は冷たく揺れ いつかした約束は 僕らを残して消えた かよわく ささやく 君の「・・・さよなら」 時が経てば忘れられるかな 枯れ落ちてしまった 君と植えた花 頬をつたうのは大粒の涙 あの頃の赤い花は もう二度と咲きはしない 悔やんで嘆いたって 曲がらない現実 時だけが過ぎてくなら いっそ枯れ果てた花と 苦しみを持ったまま 前を向いてみるよ <♪> まぶたに映るモノクロの君は 僕らを優しく包んでくれていたんだ 悲しみを少しずつ 優しさに変えながら 赤い花の種に水を注いだ 君の居る世界から 僕らが見えていますか? たまには舞い降りて 僕らに笑いかけてよ