なんにもする気になれない午後2時 雲ひとつない空をただ見つめてた 流れる音楽はシャッフルまかせで 誰かが「TO BE FREE」 と歌ったところで 大きな鳥が翼広げて 穏やかに横切った クチに含んだ珈琲を飲み込み 浅く息を吐いた キミに必要でもボクには必要ない 要らないものは出し切ってしまおう 自分のイチブと思えなくなるまで 誰かが「missing you」 と歌ったところで 小さな無理が水になって 撫でるよに頰つたった クチに運んだカップはカラっぽで 深く息を吸った 空気が薄いと感じても 血中酸素濃度は99パーセント つけっぱなしのヘッドホンを 外したら 笑い声がきこえた 笑い声がきこえた