渋滞の続く道を流れる光 蛇の様 若者が窓から漏らす爆音は癪にも 障らない 少しだけ眠い 君は少しも口を開かないから 優しい君です 今はイライラしてるけど どこまでも続く環状線 私は君とずっと 土星の輪を滑り続ける そんな夢を見ている 永遠に... 夢から覚めたら 君はご機嫌を取り戻してた 私は幸せな夢の終わりと さよならの間際の 余裕すぎる君の表情に なぜかちょっと泣けてきたの 夢と現実の境に 戸惑う幼女の様に どこまでも続く環状線 私と君を包んで 目まぐるしい二人の感情に 大きく大きく作用したの できるなら あの土星の輪を今 返して欲しいけど また明日 「バイバイだね。」