朝電車の音で目が覚める まだ心は虚になったままで 夢で見た君はあの時のまま あの日のまま 「行ってきます」が薄れて 「ただいま」が無くなって 「おかえり」を自分に向けて言う 君の髪が付いたままの枕に今日も 顔を埋めるの 大好きだった声や匂いも仕草や 表情も もう私だけのモノじゃないのか あの時までは「普通」だったのに 「特別」に変わってしまったね 変わっていったね 君が泣き笑い照れて耳が赤くなる 所も ちょっとガサツに私の頭を撫でる 事も ないんだね ないんだね この気持ち君に伝わるかな 「サヨナラ」 ずっと変われずに居る私は あの時の色も匂いも 思い出に出来ずに 少しずつ薄くなって行く君に まだ恋してる フィルム 越しの2人の思い出の写真達も モノクロになって、光が途絶えて 徐々に褪せていくの でも私の中の君はどんどん 色濃くなって 上書きしたいのに 君がくれた日々は今となっちゃ少し 痛くて もう私達のものじゃないのか あの時君と交わした沢山の約束も 叶わないかな? もう叶わないんだね 大好きだった声や匂いも仕草や 表情も もう私だけのモノじゃないのか あの時までは「普通」だったのに 「特別」に変わってしまったね 変わっていったね 君が泣き笑い照れて耳が赤くなる 所も ちょっとガサツに私の頭を撫でる 事も ないんだね ないんだね この気持ち君に伝わるかな 今ならばちゃんと伝えれるから 「さよなら」