心の音

歌詞

音のない暗闇に 微かに鳴り始めた 低い警鐘 気付かずに戻れない場所へと 迷い込んで 僕が見てきた 夢の始めは 口裏合わせ 「ハイ、ハイ、バツ」 あらゆる言葉 巧みに操り 答え教えてくれよ こんな世界に何も知らぬまま飛び 込んだ 遠くへ遠くへ行けず立ち 止まってしまった ねぇこんな世界にいつか音が溢れ 始めたら どんな暗闇の中も怖くはないのかな 進み続けていくだけ? 明日こそきっと素敵な朝を 迎えているはずだからって そんな幻想は歌えるはずもないな 今心も暗い闇に囚われたままなら 抜け出せば幸せも 構ってくれっかなって 思ったが束の間、 訪れた波にのまれていた こんな世界に何か望みがあるのなら 今目を閉じて眠り続け 覚めない夢の中で 遠くへ広がる景色、 明るい未来と希望を抱え 手のひら翳す陽の光を嫌う 響く声 響く頭の中に 響く煩いほどに 覚めろと 僕が見てきた 夢の続きは 手のひら返し 「ハイ、ハイ、イイネ」 あらゆる言葉 巧みに操り 引き止めてくれよ こんな世界が変わる 出来事はないままでも 遠くへ遠くへ行ける足は 生きてるから 今音のない暗闇に微かに鳴り響く 僕の 心の音気付かないままでいいよ もう進み続けていくから