冴えない僕と僕を囲む世界で 描いても掴(つか)んでもまだ遠くて 何度近づいても 遠ざかっていく夢で起きた 夜明けの気配で満ちた 街は声を潜めている 揺れている僕は存在意義を暗闇で探している 冴えない僕と僕を囲む世界で 描いても掴んでもまだ遠くて 何を捨てれば そこに辿(たど)り着ける 何度も何度も叫んでみても 僕は僕でしかないから 架空(ユメ)であろうと現実だろうと きっと超えて行ける 無限に広がる空が 途方も無くて怖くなった 何度躓(つまず)いても 君はそこで笑っている ちっぽけな僕は消えない光をそれでも探し続けている 地図なんかなくても僕は走って行ける どんなに遠くても辿り着ける 白む空をみて ここに刻み付ける 何度も何度も叫んでみても 僕は僕でしかないから 架空であろうと現実だろうと きっと超えて行ける 転んだっていい 泣いたっていい いつかその全てが花になるから