欠けたガラスみたいな ほんの少しの不安が 頷かせた誰かに 寄りかかるように歩く 気付けぬように 気付けるように そっとそっと 浅瀬に浮いた 心の臓をずっと 守り抜くよ 僕はいないよ ここにはいないよ 誰かの視界を 漂うだけ それだけなのに 受け取った手紙なんて 流し見しては捨てた 見飽きた言葉達が 小さくこだましてる くだらないねって 笑ってくれたら きっともっと 素直になんて また人任せ 浅ましくて 心が憎いよ 僕はいないよ ここにはいないよ 誰かの視界を 漂うだけ それだけが 傷つけてしまうことも それを飲み込んで 笑い合えたならきっと 漂うだけ それだけじゃないと知るの