電話越しの 震える声 苦し紛れの 「大丈夫」 あの頃から変わらないね 君に涙は似合わない 抱きしめて 離さない 夜が明けるまで ずっと 窓に映る雫の線路を見つめながら 二人 指を 重ねよう 明るいネオンで 彩られた 街を一人 歩いてゆけば 過ぎゆく二人を目で追いながら 君と僕を照らし合わせた 微笑んだ 見られぬように 手を差し伸べたいそっと 悲しみから 君を救ってあげよう たとえ なにが おこっても 抱きしめて 離さない 夜が明けるまで ずっと 窓に映る雫の線路を見つめながら 二人 指を 重ねよう 時がこのまま止まりますように