鐘の音が響く冬の日 誰かを感じたくなる 君も今頃どこかで 笑って幸せでいるかな ため息は白く凍えて 忙しない街に一人 何も他に要らないからと 一つの願いを抱えて歌っていた 白い結晶が降って 二人で「綺麗だね」って 雪の魔法に頼って 抱きしめられたら… 誰とどこにいたって 想ってしまうのは君だ 溶けそうな恋のうた 近付けたような気でいるのは 悲しくも僕だけか 好きな気持ちは単純で そのくせどうして難しい サンタクロースが この世にいるならば叶えてほしい 「二人結ばれる奇跡を」そんなこと 願うような僕じゃ頼りないよな 粉雪がそっと舞って 「寒いね」とそばに寄って 「温めるよ」とか言って 頬を触れたらな 他のどれも捨てたって 手にしたいのは君だ 切なく積もってく恋のまま 白い結晶が降って 二人で「綺麗だね」って 雪の魔法に頼って 抱きしめられたら… 誰とどこにいたって 想ってしまうのは君だ 溶けそうな恋のうた
