ひそり こぼれ落ちる雫 眠る 木々の声 絶えず 動き続けた 解けゆく 理の環 覗く 夜は悲しく また廻る 熱を経て 忘れられずに今も 世の淵で 願うばかり 一つまた一つ 紡ぐべき明日は墜ち 影差すあなたを 焼べ眠るだろう 嘘と秘密の小路を抜け先には 続くべきもの失くした 琥珀の太陽 満ち足りた世界の果てに 誰が為 先に望むの? 何も知らないのならば それも標と云う かつて交わした約束も 今は 彩を変え 形或るべき姿 忘れても 君を見ていた 青く覗く雲の隙間 音を 喰らうなら 涙 君を濡らして 届く事 祈るばかり 呪われた疵も 火を興す刃となりて 覚めゆく あなたは また囚われて 一度の奇跡でさえも 誰が為 姿も解らぬまま 歪んだ道標 生まれた理由を問う 終わりを願うのならば 全てが答と為るだろうと 神になりし君は謂う 輪廻の果てにまで