淡い夏のビロード手繰り寄せたなら 幕間の合図を街の影が告げる頃 遠い国のバラード暮れなずむ彼方 僕らの愛した歌は今も 胸にあるだろう? 名も知らぬ明日の誰かを思うこと 俯きがちな日も忘れずいたい ひとりよがりの僕は涙ふわり 浮かべた空に 変わりゆく季節の透明な風が 吹いてる 青い水面のララバイ忘れそうなとき はじめの二文字を 僕の側でささやいて やがて描けるサムデイ君と 生きてゆく 矢のように過ぎた 日々にとどまることはないだろう? どこまでも不確かな道ゆくのさ ひととき休んだら素敵な世界さ 不器用にもがきながら心ふわり 浮かべた空に 変わりゆく季節の透明な風が 吹いてる Close your eyes, things remain 闇のなかでも Close your eyes, things remain 夢のなかでも 海に手紙流すように時をこえて届け わたし今も声をふるわせている 森の生命芽吹くように時をこえて 届け わたし今も胸をふるわせている