今 桜が舞って 大人になって 涙流して また何処かで僕ら 巡り会おうって 言ったじゃないか 並んで過ごす春はもう来ないんだね 見上げた空 その先の 桜の花は滲んでいた 思い出色した階段1 段飛ばして 駆け上がる陽だまりが もう追いつかぬように 春の風はどこかへ 君を連れ去っていくけど 今 桜が舞って 大人になって 涙流してまた何処かで僕ら 巡り会おうって 誓った花びら 夏秋冬経って つまずいた時に 思い出して欲しいから 君に幸あれ 旅立つ証を抱えて行く これは最後の帰り道 白線の上 先を歩く 君の背中が遠ざかった 手を伸ばしてみても届かない まるで夏を追う春のようだ 君の側にいたいだけ ただそれだけ 今 チャイムが鳴って ドアが開いて 震えた肩並べ 旅立つ僕ら 喉に詰まった 『じゃあまた明日...』 今、 今 桜が舞って 大人になって 涙流して また何処かで僕ら 花咲そうって 誓った学び舎 夏秋冬経って つまずいた時に 思い出して欲しいから 『さよなら』は言わないで行くよ どうか 君に幸あれ