ミサンガ

歌詞

瞼さえもまだ開かない 眩しさに眉をひそめて あの騒がしい音を止めて 朝が来る 朝が来る お守りがわりのミサンガ 切れても消えない約束 忘れないように今日も カバンに絡めたまま どれだけの意味が どれだけの価値が まだ残っているかも知らない あるだけで良いんだ あるだけで良いんだ もう 守りきったジンクスが 嘘だった訳じゃない 理由があって誰の為って 気づけただけで 真っ直ぐ歩けるように 複雑に編み込まれた愛 年を跨いでハタチになって 「大人」になるわけじゃない 理由を知って誰かを想って 優しさで返せるまでは 僕らを照らすように 複雑に編み込まれた色の中で 苦ささえもまだ慣れない 四角い甘さを沈めて 眠気を抑えて踏み出す 朝が来る 朝が来る 解けては繋げて 解けては結んで まだ残っている糸の束 捨てられやしないよ もう僕には そのために作られたとしても 守り切ったジンクスが 無駄だった訳じゃない 理由があって僕の為って 気づけただけで 離れた手の向こうに 複雑に編み込まれた道 切れない願い 守りきったジンクスが 嘘だった訳じゃない 理由があって誰の為って 気づけただけで 僕らを照らすように 複雑に編み込まれた色の中で