真っ直ぐ飛ぶ日々だった 自慢の翼が折れるまで 暫く 自分の足だけで歩かなきゃいけない とてもとてもとても 遅いけれど確かに 一歩一歩刻む夜を超えて 明日が今日と変わらなくたって 未来が今を覚えていなくたって この先で今の僕を待っているからさ 少しずつだって 物語にさえ載らなくたって ゴールさえ分からなくたって 惰性で時に任せてでも ifの僕へ この身体を運びにゆくよ 誰かが僕に語った 休符もまた音のない歌だと 透明みたいな 毎日もきっと意味がある 焦らず 変わる変わる変わる 季節に身を任せて 僕は僕は僕の歌を紡ぐ 昨日が今日に夢を託したって 予定の通り 辿り着けなくたって この先は今も明日も 誰にも分からない 不確かだから歩きたいんだ この翼が治ろうとも治らなくとも 明日が今日と変わらなくたって 未来が今を覚えていなくたって この先で今の僕を待っているからさ 少しずつだって前に進むよ 僕の力でさ 届けにゆくよ