愛を欠いて祈るように 日常の縁を見つめて 夢、描いて透き通るように 星の砂を集めてた 何度泣いてひとつ描いて 六畳一間に灯火 歌をうたって昨日をうたって 触れられない場所へ 少しずつ輪郭線が滲んでいく 少しずつ 少しずつ 終わっていく 眠れない夜に咲いていた 部屋の隅に咲いていた 埃の被った僕の大切な音が 溶けている 戻れない夜に最低な 忘れようにも最低な 煙たいを吸って 吸って 吐いた嘘で誤魔化して 愛を欠いて祈るように 日常の淵に沈めて 愛を欠いて祈るのに 汚れが溢れて止まらない 視界歪んでひとつ描いて 六畳一間に灯火 歌をうたって昨日をうたって 触れられない場所へ ぽつぽつ 聴こえる 誰かが呼んでいる いつまで どこまで ほら、まだ 間に合うかも こつこつ 重ねて どこかの 誰かへ 僕まだ… まだ… 眠れない夜に咲いていた 部屋の隅に咲いていた 埃の被った僕の大切な音が 溶けている 戻れない夜に最低な 忘れようにも最低な 煙たいを吸って 吸って 吐いた嘘で誤魔化して 離れたい夜に欠いていた 月が綺麗に欠いていた 眠たいの今日は 今日は 今日だけは 誤魔化させてほしい 戻れない夜に泣いていた… 触れて壊れて泣いていた…
