君には才能があるから 苦いままの言葉を呑む いつまでそこにいるかな 消えかかった輪郭をなぞるように 見慣れた東京の空に 穢れた思想を溶かしていた いつかが来てしまわないように 繰り返す日々をそっと… 仕方ない震えてしまうのは 期待したいだけなのか僕は 夜明けがきれいということ 独り言のように話していた 私の耳元でこれで最後とつぶやいて 少し微笑みながら鮮やかな電波塔を 仰いでいた 最後まで付き添って 最後まで寄り添って このまま朝になるなら それで良いと思った 何度も振り払って 何度も生き急いで 変わりたかった毎日から 音のない声がする いかないでよ
