右手から こぼれた 人生を 秋桜(コスモス)の 秋が ふたり染めている ゆるやかな 坂道 あの人と 影さえ 触れずに 歩いている あ…埋められぬ 歳月が 時代(とき)の流れが そこにある 何も聞かずに 何も言わず ただ 人生は 捨てたものじゃない <♪> この坂を 降りれば あの駅で めぐり逢い だけで 恋はまた終わる 美しい 横顔 盗んでも ふたつの 生き方 待っている あ…若き日の 落日(おもいで)が 時代(とき)の早さが そこにある 何も聞かず 何も言わず ただ 人生は 捨てたものじゃない あ…埋められぬ 歳月が 時代(とき)の流れが そこにある 何も聞かず なにも言わず ただ 人生は 捨てたものじゃない ゆるやかな 坂道 あの人と 影さえ 触れずに 歩いている