真夜中 儚く願いは零れて たたずむ二人は その目を逸らさず 貴方を変えたのは 誰なの?何なの ? 気付かないふりはもう 疲れてしま ったから 信じ合えると思ってたけれど 初めからそう ただの勘違い 欲しいのは「ごめんね」なんて 曖昧なセリフじゃないの 分かってる 貴方はいつも優しいか ら どこかで期待している この想いにトドメ刺して きっと痛みは一瞬だから 最後のくちづけ そこにはあの日の 深くて優しい愛だけ消えてて 振り向き眺めた二人の道のり 歪んでもう二度 戻れはしないから 肩を寄せ合い、夢見た未来 叶うことないままで色褪せた 「君のこと、好き"だった"」なんて 過去みたいに言わないで 「私は今でもずっと好きなのに」 深く傷つけ合いながら 積み上げた愛の形 それすら否定してしまうの? 嘘をつくのが下手な貴方の その笑顔さえ私だけのものだったの に 去り際の「さよなら」なんて ほんとは聞きたくないよ こらえた涙で滲むその背中 冷め切った部屋に残る 2人の混ざり合った香り 愛が存在したという証