錆つかず 回る記憶が 時折酷く痛み出す ほんの少し 似ている人と 面影追うばかり 錆び付いて 軋む体を 海を頼りに流しても 増えるのは 傷口だけ 酷くなるばかり 追い越して行く 置き去りのまま一人 二人で来てた ここに偶然を期待してる 愚かで nothing そう資格はない 折れている羽根で何を癒すの nothing すれ違うたび 同じ仕草の人に目を奪われる 錆び付いて 軋むハート 誤解さえ責め立てる 最初の日と変わらないのに 確かめなきゃ不安になる もう少し素直になれたら ほら もう少し勇気があったら たとえ過ちも受け 入れられていたのだろう 確かに抱き寄せた朝の 目覚めが夢ならいいのに nothing そう資格はない 折れている羽根で何を癒すの nothing すれ違うたび 同じ仕草の人に目を奪われる love you 暖かな日和 笑い合っている 二人はもういない