「私はあなたの ママじゃないんだよ?」 付き合い始めた頃、叱ったよね 料理も掃除も私の仕事 丸まった靴下 ソファの下から探す日々 あなたは芝犬みたいな顔で 「ごめんね。俺ちゃんとするから」 料理も掃除もするようになって 嬉しかったなあ すごく下手だったけれど 自分好みに育てて 理想の彼氏になったあなたは 私の元から去って行った あなた好みのかわいい あざとい彼女作ったりして ひどいよ、あんなに尽くしたのに プロポーズされる日を夢見ていた お金持ちにはなれなくていいから 子供の名前も考えたじゃない もう叶わない どんなに望んでいても 変な色のベストを買ってきて 自慢げに着てたあなたに また会いたい愛されてたい 今の彼女の隣ではきっと シンプルなファッションで… 考えるのやめよう でもそれができなくて 自分好みに育てて 理想の彼氏になったあなたは 私の元から去って行った あなた好みのかわいい なにも知らないフリした子に おだてられて、簡単に振り向いてさ 誰かの理想を叶えるために 頑張ったわけじゃない ただ、あなたと支えあって 生きていきたかっただけなのに… 自分好みに育てて 理想の彼氏になったあなたは 私の元から去って行った あなた好みのかわいい あざとい彼女作ったりして ひどいよ、あんなに尽くしたのに