埃をかぶった哲学者 ノンフィクション気取って罪と罰 悲劇の輪郭 なぞり耽る 神の筋書き通りに カーテンコールはいらない 幻想なら食された 誰にも見抜けやしないさ ピントの外れた 抑止力 品種改良された夢に 自分が失望しないように 素手で 掴んだこの銃口を 正しい方へ 向けて 嘘をついた数だけ人は 変わってしまうというのならもう 原型 なんて残っちゃいないな わたしは誰でしょう? "哲学者" 何食わぬ顔で壊し続けた 不都合 だらけの 仮説を 欺いて 品種改良された花を 美しいとそう言えるのなら 理想的なファンタジー偽造して 与えましょう 嘘で塗れ嘘みたいに綺麗な 童話を 理路整然と並べて 赤く染まったその表紙には きっと嘘はないはずだから
