交錯する想い達 重なる死の刃 欺いては切り裂いた 過去への寂寥感 闇に沈んだ魔女に 光はいらない lunatic... 歪んだ螺旋にいつしか囚われてる シルエラは無力な自らを呪う 罪深く染まる日々に すべてを委ね 想いを貫く <♪> 「戦う理由なんてどこにもないはず なのに。 命令されたって、 何かの間違いじゃ……?」 「黙れ。間違いがあるとしたら、 それはお前がここにきたことだけ。 愚かで……汚らわしい男。 追い払うだけなんて生温い。 私が――――殺してあげる」 ぶつかり合い狂い咲く 不可避の対話[deialogos] 傷つけずに 身を守る少年 体躯を伝う殺意 虚ろな衝撃 lunatic... 瞳の向こうに求めた存在は 等しいはずでも 鍵は合わず…… [繋ぎとめるため]そして [取り戻すため]二人は揺れる 果ての無い回廊 駆けるように 綻びかけた 現在を過去を未来を 求め続けて <♪> lunatic... 渇いた魂は不遜に寵愛求める シルエラは幼稚な自らを嘲笑う 紅蓮に飾った日々に すべてを委ね 想いを貫く 『少女の持つナイフが少年の首に突 き立てられる刹那、 自らの身を呈して遮ったのは、 蒼白の魔女』 「それは、 初めて感じる痛みを伴って。 二度目にして最後の決別は、 一瞬のことのはずなのに、 永い夢の中にいるようで……。 口元から鮮血が流れるままに 口付けをし、 少年に小さな魔法をかける」 「…っ!シス…!?」