抱きしめて 最後だけ その手を離さないで コップの底で待ってるわ あなたの愛を待ってるわ 溶けずに残った砂糖のように 冷めた紅茶が苦いのは この恋が終わっていくからね 漂う香りと 思い出さえ 湯気となって消えるわ 今更 と 最後だけ は 違うようで 同じことでしょ あてもなく 隙間も無く 消えて そして 抱きしめて 最後だけ その手を離さないで コップの底で待ってるわ あなたの愛を待ってるわ 溶けずに残った砂糖のように あなたの愛が 足りないからね わたし コップの底で 溶け残った あなたの愛が 足りないからね わたし、コップの底で 溶け残った 抱きしめて 最後だけ その手を離さないで わたし 欲張りだったわ わたし 強情だったわ でもね でもね 抱きしめて 最後だけ その手を離さないで コップの底で待ってるわ あなたの愛を待ってるわ 溶けずに残った砂糖のように これで最後だと 心に決めた恋が こうして終わって行くわ どこへも行かないで 風が言葉も無く すりぬけた