想定通り壊れかけの君は 本当に呆れるほどオリジナルだ 死なないことだけ得意なんだけど でもロリポップが溶けたら 無力感の亡霊 だいぶ気をつけて共感して 虚無生み出した振り出し タイミングがすべてって わかってても 手に負えるか サイズ感はかりかねてる 件名は空白 感情よりロジック 賢明だって信じていた ドア蹴破っても 愛が足りてないから 愛し方がわからない 全然汚れちゃったよ君が思うより よくかき混ぜておこうよ 誰のせいかわかんなくなるまで 笑っていた理由も生きた理由も 大抵机上の空論だった だから礼儀正しく登って往く この嘘みたいな砂糖菓子を噛んで これからもずっと痛いほどずっと ロリポップで誤魔化すから 続く未来がただ悲しい こんなふざけたレプリカじゃなくて 実弾を撃っていたなら 北向いて黙ってしまった左脳 願ってもない君の輪郭を知る 今日はエデンの東か 夢に割り込んでこないで ゆうべ虹がかかった西南西、思い出 その程度のプライド折って装填 時間をかけてどっちが正解か迷った どっちも不正解だ 「くだらない箱だとして 僕はそこで生きてる」 なんでも例えんなよ 誰のせいかわかんない罪状を 縋っていた理由も亡くした理由も 最低以上にならなかった だから礼儀正しく登って往く この嘘みたいな砂糖菓子を愛して これからもずっと痛いほどずっと ロリポップで間違えたら 続く未来がただ悲しい レプリカを捨てて感情論の 実弾を撃っていたなら