いつもの駅前のコンビニ 「カフェラテふたつ」と 君は今日も知らないままで 君にひとつ嘘をついたよ おそろいが嬉しくてシュガーで 誤魔化した恋 赤と緑きらめく街並 チェックのマフラーに顔埋めて君が 笑った 冷めかけたカフェラテ、 やっぱ飲みきれないや カップに隠した想いはずっと 熱いまま 今更 言えないよ 言えないよ たったひとこと どうしてこんなに 苦いのかな 「好きだよ」 ルラララ ルラララ 街に流れる 冬のメロディーに紛れて消えた この冬が終わる頃 大きな夢を叶えるため遠くへ 行くんだって君は言う 白い息交わる 他愛もない時間 君はいつも通りカフェラテを 飲んでる 今更 行かないで 行かないで なんて言えないよ この手が触れたら戻れなくなる まっすぐ未来を未来を 見てる瞳が誰より世界で 一番好きなんだ 始発に向かう坂道 お別れの日 カフェラテが苦手なこともまだ 言えてないのに 最後にふたりでふたりで 写真を撮ろう いつもの駅前 カフェラテ買って 「ありがとう」 ルラララ ルラララ やっぱ苦いな この味が僕の甘い甘い記憶 「カフェラテひとつ」と 僕はひとり君を思い出すよ