街はどこからか吹く 夜風に冷やされて ショーウィンドウに映るそれも 揺らめき立つ いつか 待ち合わせに使ったあの坂の麓は 今も出来損ないの信号機に照らされ 改札はゴールテープ、 快速は担架のように 不安定なまま僕らを知らんぷり 宙に投げ出す これが愛?それが愛?どれが愛? 何も無い僕らは今もまだ孤独の側で 時に宵に日々に街に抱かれたままで 見当たらないそれを探している 人々は何もかも知り尽くしたような 顔で ビルの隙間早歩きのステップ踏んで 道の傍の花壇からはみ出る蔓とは 行先の悩み事を分かり合えそうで 過去はネオンライト 日々はしずしずと 曖昧なまま僕らの後ろを 照らしながら 歩いてく これが愛?それが愛?どれが愛? わからない僕らは今もまだ 子供のままで 時に宵に日々に街に抱かれたままで 見当たらないそれに踊らされている 色もない、形もない、匂いもない それが 愛あなたの持つそれの話だけど 満ちて溢れて溢れて降りそそげば ほらそれが今もまた これが愛?それが愛?どれが愛? わからない僕らは どうしようもないかもねって笑って 時に宵に日々に街に抱かれたままで 見当たらないそれを探している
