空に月の灯 星さえも隠すほど 見慣れたデッキからの景色も 今日はなぜか 地中海みたいさ まるで タイムスリップさ 僕らが 出会ったあの頃に 今は スモーキーなスコッチと 満月が あればそれでいい 名も無い 小さな星屑たちを 拾い集めては 君に贈った なのに 君が不機嫌なのは 誰のせいでもないけど あの頃好きだった Billy Joel 口ずさむ "She's Always a Woman" 僕は スモーキーなスコッチに 氷 浮かべて 月にかざすのさ 煌めく 無数の思い出たちを 小舟のように 月に浮かべて こんな 一人きりの夜も 「悪くないさ」って 呟いた 海を渡る夜風が 頬をそっと撫でていく 僕は スモーキーなスコッチと 満月があればいいのさ スモーキーな スコッチと 満月と スモーキーな スコッチと 満月と スモーキーな スコッチと 君と