今年のクリスマスまで 生きられるかな あなたはポツリとそう呟いた 一番つらいのはあなた自身 それなのに 温かい眼差しで涙ぬぐってくれた 当たり前の毎日が こんなに愛しく思えるなんて 神様が与えてくれた 限りあるふたりだけの時 人生は長さではなく どれだけ美しい花を咲かせるか そう教えてくれたのはあなた 心に咲くスズラン どうしたらもう一度 会えるのでしょう 日増しにあなたの存在大きくなる 思い出の北海道 訪れてみたけれど 見つけられたのはあなたを 「愛していた」という真実 初めから最期の時まで 変わらず微笑みくれたあなた わがままで怒りん坊の この私許してください 今ならわかるの あなたがどれだけ 優しくて強い人だったかを 溢れ出す涙を注いで 永遠に咲くスズラン 僕はいつも見守ってるよ あの日の笑顔をまた見たいんだ だからもう未来を生きて そう囁くスズラン