I depend on your existence 理性を千切った貴方の所為 憂き世に咲いた花は枯れる 素肌に焼き付き剥がれぬ感覚 吐息混じりの言葉覚えてる? その優しき嘘に今なら溶け込める 曖昧に乱すのならバラバラにして 紅引く度心を隠し廓に散る 髪をなぞる残り香に浅き夢を見る ゆらりゆらり揺られながら 手を伸ばせば届きそうな あの空が今は遠く ただ…涙零れそう 手繰り糸を結び忘れ解けた情念 蛹のままでは籠から飛べず 落日に染まる憂鬱をまた喉に残して 紅引く度心を殺し晩秋の闇へ 触れる事さえ二度と叶わぬ意味をその時にはまだ 上の空を泳ぐ目に貴方が今も消えてくれないから 飼われた夜は痛哭さえ許してくれない 此処は無慈悲な欲の巣 さよならさえ濁す口に何も望まないけど 此処に在る記憶まで連れて逝かないで 廓に散る性に現在も明日を見出せないまま ただ残り香を辿り 彷徨う一人籠の中で… 貴方が消えない I depend on your existence