心向くままに絵筆を払う。 大きな笑い声がウォークに響く 夢を見るようにできているから。 俺は俺らしくできているから 生きているなんて当たり前のこと。 当たり前のように駆け抜けて行くの だ 変わりゆく心は封じられるのかな? 塗り重ねて行く絵の具の間に 混ざりゆく心が感じられるだろうか ? いつかみたいなキャンバスの庭に ギャハハと笑うでっかいお口が、 めちゃくちゃな生き方が僕らは好き で 映画の中から飛び出したみたいで、 22世紀から来たみたいでもあった コーヒーをちょうだい。 カブで来ているから レオが帰りを、待っているから 今日はこの絵は此処に置かせていて ちょうだい 軽トラで明日取りに来るから 愛するということの悼ましい心を 妬み嫉む事のくだらなきことを 芸術というものの限りない青さを その声が今も教えてくれるようで