いつか君が突然言い出した タイムカプセルを作りたいんだって 真面目な顔して たとえ二人離れてしまっても また必ず会うための 約束が出来るから 冗談みたいな おもちゃの箱でもそれは ピカピカに光ってる 魔法の小さな箱だ タイムカプセルの中に詰め込んだ 君と僕の今 ほら 笑った日も泣いた日も 全てが輝いてる そして遠い未来の君の横 今日と同じように 僕はいますか そんな手紙 こっそり書いて入れたカプセル <♪> この街を全部見渡せる そんな場所に埋めたい 君はそう言ってたね 夕暮れ迫って たどり着いた丘の上の 古ぼけた木の下が 僕らの秘密の場所だ タイムカプセルの中に詰め込んだ 君と僕の未来 ほら 笑ったりケンカもしたり でもずっと一緒だよ 君を好きだと言える真っ直ぐな 僕が好きだった 五年後の今日また二人で ここへ来たいんだ 同じ気持ちで あの日から この街の景色も 随分変わってしまったよね 君は知ってるの あの場所がもう無くなったって事 今は遠く離れた君を 何故か一人思い出してた 君との約束はもう 守れないけど 僕はここへ帰ってきたよ <♪> タイムカプセルはどこを探しても もう無かったけど でも小さな足跡を 僕は見つけたよ きっと僕と同じように君も ここへ来たんだね 思い描いた未来じゃないよ でも二人の約束を 時空を超えて繋ぐカプセル