旅立つあなたに この小さな歌を贈る 時には ねえ 思い出して 私はあなたのそばにいる 目を開いて 息を深く吸って さぁ歩きだすのよ 何も怖くはないわ だれもがひとりでは 生きてゆけない 嵐の夜も 凍て付く冬の朝も あなたの行く道に あたたかな光が 差している あなたが目覚めて 暗闇の中に 沈んでいても 私は そう いつも通り 隣で一緒に歩いてる 忘れないで見えなくても そばに 楽しかったね ほんとに楽しかったよ それだけどうしても 伝えたかったのよ 時は止まらず 流れてゆくけれど 小さなこの歌を あなたのポケットに しのばせて ねぇ手を伸ばして 小鳥が来ているよ 菫色の小さな可愛い子だよ 時は止まらず 流れてゆくけれど 小さなこの歌を あなたのポケットに しのばせて