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流氷のモノローグ

Track by琴吹羽音

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  • 2025.12.01
  • 4:05
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歌詞

暁光が硝子窓を射り 譜面の余白を金色に染めて 貴方のいない静寂に 冬の気配が満ちてゆく 磨り減った揺り椅子の肘掛 指でなぞる無意識の癖 忘れようと努めるほどに 痛みの旋律は鳴り響く 二人で描いた白い記譜は音を失い 交わしたはずの約束も 今は虚ろな木霊に 砕け散った追憶の破片 この胸の奥 鈍色の痛みを放つ 触れれば二度と戻れぬと知りながら なおも探す 貴方の残影 街路樹は葉を落としきり 厳かな冬の骨格を晒す 季節の理だけが この部屋の外を流れてゆく もし時間を巻き戻せたら 何を願い何を捨てるだろう 問いかけた心は澱み 答えもなく彷徨う 静けさに縫いとめられ 記憶だけが呼吸してる 吐く息は白くて 誰かの笑い声の奥 微かな痛みが残る 降り積もる雪 あぁ白い無情 この身を覆い感覚さえ奪い去る 凍てつく指で夜空に描いたのは 今も消えぬ貴方の残影 愛とは赦しだったのか それともただの執着か 心の譜面は余白のままで ただ風が哭いていた 砕け散った追憶の破片 この胸の奥 鈍色の痛みを放つ 触れれば二度と戻れぬと知りながら なおも探す2人の旋律 夜明け前にひとりただ 聞いている残響

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