己の正体も忘れてしまいそうな 答えの無い日々を誰しもが 彷徨っている 苦いのも甘いのも全ては 自ら決めた先の結末 未だ何も成し遂げちゃいないのに もう講釈垂れる暇は無い 飛び交う不幸の理由を 見つめる間にも等しく時は移ろう ならばいっそ 事切れるまでときめいて居たい オーライ 癒えない過去も 迫る未来も余さず連れ回して 大往生の頂きで泣きたい 証明せよ 唯一つのこの生命を ただ膝を抱えて涙する一幕も 後にある形勢逆転の大袈裟な 前振りなんでしょ? 眩い照明に照らされて 可笑しな劇中歌で踊りたい チープな罠じゃもうつまらないし 予想外の展開も上等 移ろう時を何れに費やそうとも逝き 着く先は同じ ならばいっそこの身一つで命を 全うしたい オーライ 癒えない過去も 迫る未来も何もかも連れ回して 大往生の最果てで逢いたい 突き止めるの さあ未だ見ぬ先の絶景