ひび割れた ひとひらの空白が 無機質な頬を撫でて この空を読み上げる 隠しても聴き慣れた 裏付けのない音楽は 世界の隙間抜けて 僕らの殻を壊す 目を覚ます 言葉のピースが 手をかざす 日差しの声がほら 両手にふわり乗って浸透して 浮かび上がった「真相」が ひとつ 白紙の世界で 透明色になる 繰り返した妄想なんて どうだっていい 指さした方角なんて どうだっていい 余計な言葉は 「生きる」とは違うだろう? 擦れ切った魔法なんて どうだっていい 色付いた理性なんて どうだっていい 祈りを誓うのは 命が欲しいから 私が私を 決めるのは怖いだろう 命の軌跡は 硝子とよく似ていた 空に指で書いた計画は いつももう1回もう1回 明日の僕らを 平気であしらう 床に零れ落ちた計画を 懲りずもう1回もう1回 拾い上げれば 明日は晴れるのかな 目を覚ます 言葉のピースが 手をかざす 日差しの声がほら 両手にふわり乗って浸透して 浮かび上がった「真相」が ひとつ 白紙の世界で 透明色になる 繰り返した妄想なんて どうだっていい 指さした方角なんて どうだっていい 余計な言葉は 「生きる」とは違うだろう? 擦れ切った魔法なんて どうだっていい 色付いた理性なんて どうだっていい 祈りを誓うのは 命が欲しいから 私が私を 決めるのは怖いだろう 命の軌跡は 硝子とよく似ていた 未来描いた魔法 3000年の時も 風の匂いや蜃気楼 ただ見つめたgaze song 崩れ落ちた声が 心の火を燃やす 濡れた時を越えて ただ見つめたgaze song