涙があふれてきそうだから ウソみたいに笑ってみる 涙がこぼれてきそうだから バカみたいに声をからして歌う 情けない日々でも 嗚呼 何故かしら愛おしい 僕がここまで 歩いた距離だけの 意味があると信じてみたい 真夏の夜中に吹く風 思い切り身体になびかせ 思い出とか悲しみまでが 夏の夜にとろけだす 車もまばらな大通り 空を見れば まばらな星 誰もがすやすや眠る頃 夢の中できっと星を見つける あきらめた日々でも 嗚呼 何故かしら愛おしい 僕が今日までなくした数だけの 意味があると信じてみたい 明日の方から吹く風 少しずつ明るくなる空 夜の星が消える頃には 明日がはじまるのです 僕が今日まで失った数だけの 意味があると信じてみたい 明日の方から吹く風 少しずつ明るくなる空 僕の夢が消える頃には なにかがはじまるのです 僕の夢が消える頃には なにかがはじまるのです