呼んでいる 遠くから 僕らの名前を 呼ぶ声が 懐かしい 覚えている 耳障りの良い あの声が 幸せの 重圧に 体が潰されないように 静寂に 耳を当てて 誰かの言葉を探したよ 君なんかいなければ こんな気持ちにもならずに済んだ 僕なんかいなければ 世界はこんなにならずに済んだのに 僕らには 満たされた ハッピーエンドは来ないだろう わかってた 最初から でもそれでいいとも思うんだ どうせなら どん底の 恐怖の先まで連れてけよ ミサイルが 降らないよう 祈りを抱えて眠るんだ 君なんかいなければ こんな気持ちにもならずに済んだ 僕なんかいなければ 世界はこんなにならずに済んだのに 誰かが僕らを 待っててくれるの? お帰りなさいと呼んでくれるの? 誰かが僕らを 待っててくれるよ お帰りなさいと呼んでくれるよ 君なんかいなければ こんな気持ちにもならずに済んだ 僕なんかいなければ 世界はこんなにならずに済んだのに