JANUARY ひとさし指できみの髪を そっとかきわけた JANUARY 胸いっぱいに今年の空気を 吸い込んでみた 去年のぼくはこういってた 「ひとりのひとに しばられちゃだめさ」 だけど ぼんやり ガムシュの音が しんしん しんしん 近づいて 今は ひとりの大切なきみと 背中でクロスする JANUARY 年賀ハガキは平凡すぎる 言葉を選んだ JANUARY 来年も又 同じ景色を ここからながめたい 二人で居ると とてもあついから さましたチャイに砂糖も入れずに こうしてみんな同じなんだね しんしん しんしん 近づいて いつか うれしい泪のあとの 笑顔に喜べる JANUARY 年を重ねて その分もっと 拙なくていいから JANUARY きみはいちばんきみらしくいて そばで守るよ 世界中の幸せより きみがぼくだけに笑いかけること これはきっと言葉じゃなくて しんしん しんしん 近づいて 何も言わずに同じ時間を ゆっくり刻むこと ゆっくり刻むこと ゆっくり刻むこと