君にはぼくの とっておきのギャグも 通用しないけど 本も読まないけど 教えてあげよう へんなこと 誰が相手でも しっぽふってからだ 開いてしまうよな ココ 君だけど ぼくのとこ なぜか帰ってくる あーまたひとつ 言葉覚えて 君に伝えてもキョトン顔 いつか気づいておくれよ たとえばいつか とんだヘマをして 心なくなっても ココ 君はいつも うたっているよ 全力で きっと 無差別に しっぽふってこころ 開いてしまうから ココ 君のことを みんな愛しちゃう ようになる あーまたひとつ としをかさねて すこしずつ なにか分かってく 代わり何か変わってく 近頃ココは 寝てばかりで 元気なくなったね ぎゅっと抱きしめる とても小さな君のこと 大人になったら 納得できる なんてわけないんだ ココ 君のこと ひとつずつちゃんと 別れたい あーすこしずつ 君じゃなくなる ココを見ているのは まだつらいけれど 怒り以外の気持ちで あーすこしずつ なくなるココを 知らん顔で過ぎる 街の夜に ぼくたちはいようね ゆっくり歩こう お散歩 今日は 知らない街まで なんか食べにいこう 明日はきっとちょっと違うから